自己紹介と婚活を始めたキッカケ
43歳のシングルマザーです。
離婚したのは36歳。
15歳と8歳の子供と3人での生活が始まりました。
当時は毎日必死で生活していたので、自分が女であることすら忘れていました。
あっという間に7年が経ち、下の息子が高校に入学した年の夏、
いつも3人で行っていた花火大会に、それぞれ友達と行ってくると言い出しました。
もうそんな年頃になったんだなぁと、いつの間にか親離れを始めた子供たちを見送り、家で一人花火の音を聞きながら、ふと、孤独を感じました。
このままでは48歳で離婚した母親のように、孤独な老後を過ごすことになるのだろうか…。
そう思うと無性に寂しくなり、あわててパソコンを開きました。
youbrideに登録してどうなったか
「ネット婚活」で検索すると、びっくりするほどの婚活サイトが並びました。
ひとつひとつ見ていくと、月会費が3千円から4千円のサイトが多く、いくら親離れを始めたとはいえ、まだまだお金のかかる子供がいるシングルマザーには敷居の高いものばかりでした。
その中で、無料でもメール交換はできるyoubrideに登録する事にしました。
自己紹介文を考え、プロフィールを完成させると、早速検索してみました。
私だけじゃない、こんなにたくさんの人が、出会いが無く、youbrideでパートナーを探しているんだと思いました。
登録して2週間くらいで、10人ほどの男性からメールをもらいました。
好きという感情だけで結婚して失敗した過去を、もう繰り返したくない。
今度は感情より条件。
できるだけ自分の条件に合っている男性を探して、毎晩家事を終えてからのわずかな時間を利用して、数人とメール交換しました。
私は結婚にはこだわっておらず、生活を共にできるパートナーが欲しいと思っています。
年齢的に離婚歴がある男性も多く、懲りたのか、結婚にこだわる男性の方が少ない印象でした。
登録してどういう男性と出会えたか
私の子供たちが自立したら一緒に住めるといいねと言ってくれた3人の男性と会って、その中の一人とお付き合いすることになりました。
年齢は私より6歳年上の49歳。
仕事は会社員で、本格的にゴルフをしているそうで、体型維持に努めていると言っていました。
共通の趣味は無かったものの、話題の引き出しをたくさん持っている人で、一緒にいて退屈する事はありませんでした。
この人となら将来一緒に穏やかな生活が出来るかもしれないと思い、好きな気持ちも日に日に強くなっていきました。
お互い仕事が忙しく、月に1回会う程度のお付き合いが1年過ぎたころ、ふと、彼の家に行った事が無い事に気づき、不安を感じ始めました。
ある日、「今度あなたの家に行きたいな。食材買ってごはん作るよ。」と言ってみました。
すると慌てた感じで「いや!すごく散らかってるから。」とかたくなに拒むのです。
その反応に不信感を覚え「連れて行ってくれないなら、会わない。」と、ケンカ覚悟で言いました。
すると彼は覚悟を決めた様子で、実は元嫁が隣に住んでいる。
離婚はしているが、それまで元嫁の実家の離れで結婚生活をしていて、元嫁は実家(母屋)に戻り、俺はまだ離れで住んでいる。
引っ越ししようとは思っているが、子供(25歳)がいて欲しいと言うから出られずにいると。
彼の現状を信じたとしても、本当に離婚しているのだろうか。
私の反応で察したのか、それなら証明する。
というので、そうしてくださいとお願いすると、書類(戸籍謄本など)ではなく、家の中の写メが送られてきました。
散らかった家の中の画像で、こんなに散らかっているのだから、独身だ。と…。
ますます信じられず、好きな人を信じられない自分が嫌になって、別れることにしました。
しばらくはメールや電話がきて、揺れましたが、一度崩れた信頼関係はなかなか修復できない事は分かっていたので、連絡に応じる事はありませんでした。
まとめと今後どうするか
子供たちに報告したり紹介するタイミングはまだまだ先だということと、
婚活サイトで出会うというのは、条件が合っても好きになっても、相手をどれだけ信じられるかが一番大事だということを学びました。
結果は残念でしたが、これからも婚活を続けていきます。